こんにちは!

ワインパーティ@神泉スタッフです!

 

本日は「新世界ワイン」についての記事です!

 

「新世界ワイン」「ニューワールドワイン」って聞いたことありますか?

私は聞いたことなかったんですが、ワインに詳しい人に教えてもらいましたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

※ワンピースのことではありませんでした。笑

 

これさえ知っておけばあなたも「ワイン通」になれるかも?!

ワインに詳しい方にインタビューした内容を記事にまとめたので、ぜひご覧ください☆

 

<新世界ワインとは?>

ワインショップやワイン会などで「新世界ワイン」や「ニューワールドワイン」などといった言葉を目にすることはありませんか?

 

ワイン会などでワイン好きの方々とご一緒していると

「奥さんに財布の紐を握られてるから、家飲みはもっぱらニューワールドだね~」

「この前ワインショップでニューワールドとは思えない掘り出し物を見つけたよ~」

なんて会話が出てくることもしばしば。

 

「新世界のワインは私のお口には合いませんの。オホホホ。」

な~んて、気取った奥方を見かけたりすることもあるかもしれません。笑

現在、ワインは世界各地で造られています。

世界に名だたるワイン王国フランスを筆頭に、ヨーロッパだけでもその数は10を超えます。

ヨーロッパ以外の国でもワイン造りは盛んにおこなわれており、最近はぐっと注目度も上昇しています。

 

このワイン生産国を大きく分類すると「新世界」と「旧世界」に分けられます。

では、新世界とは一体どういったものを指しているのでしょうか?

今回は、ワインの「新世界」についてご説明したいと思います。

 

<「新世界」と「旧世界」って?>

『新世界』はその名の通り、

“ワイン生産の歴史が比較的新しい生産地“

のことを指します。

世界的にあまり知られてないヨーロッパ以外の新興ワイン国のことをいい、別名『ニューワールド』と呼びます。

 

ニューワールドは、アメリカ、チリ、オーストラリアを筆頭に、日本の市場でも人気があり、日本でのワインブームの底上げをしてきたのがニューワールドワインと言われています。

そもそも『新世界』という言葉は、世界史の中で近世ヨーロッパの大航海時代に登場したのですが覚えてらっしゃいますか?

コロンブスなどの海の冒険家たちが、はるばる大西洋を越えて新大陸(南北アメリカ)を発見したこの時代。

当時の人々は今までにみたこともない世界が広がっていたことから、新たな土地のことを『新世界』と呼んだそうです。

このことが現在のワインにも活かされています。

 

つまりワインでいう『新世界』というのは、

”ワイン文化が根付いていない地域にブドウ畑を開拓しワインの文化を広めていったエリア“

ということなのです。

 

一方、『旧世界』は、ヨーロッパや地中海沿岸などのワインの歴史がとても古く、ワインの定番国と言われているヨーロッパ諸国のことを指します。

主にフランス、イタリア、スペイン、ドイツ等、昔からワインを作っているワインにおける老舗国のことを言います。

※「旧世界」という表現は一般的には使用されません。旧世界と新世界を区別する際には、新世界のワインに限定して「新世界」もしくは「ニューワールド」と記載されます。

 

 <新世界ワインに分類される国>

具体的に新世界に分類される国は下記などが挙げられます。

• アメリカ
• オーストラリア
• ニュージーランド
• チリ
• 南アフリカ
• カナダ
• アルゼンチン
• 日本

この中で、質・量ともに最も重要視されているのはアメリカでしょう。

特にカリフォルニアのオーパスワンは人気が高いです。

 

日本でも知名度の高いチリワイン

パワフルなワインを高品質で生み出しているオーストラリアワイン

最近注目度が上がってきているニュージーランドワイン

ポテンシャルが高い南アフリカワイン

独特の強い香りをもつ力強いアルゼンチンワイン

私たちの日本のワイン

など、どれも新世界ワインに分類されます。

 

新世界のワインは、特にフランスのような旧世界ワインと比べると価格が安く、さらに最新設備によって大量生産できるワイナリーも多いためコスパが高く、デイリーワインにぴったりです。

では、新世界のワインは旧世界のワインと比較して劣っているのでしょうか?

いえいえ、決してそのようなことはありません。

確かに、気候や環境という点においては、栽培する地域それぞれの弱点も存在し、個性を主張するワインはまだまだ少ないという現状はあります。

ですが、実際に日本では新世界ワインの販売数が非常に多く、流通量やコストパフォーマンスの面でも優れています。

2013年にはチリがイタリアを抜いて日本での輸入量2位となり、現在、あのフランスをも抜く勢いで伸びています。

 

また、新世界ワインの多くはブドウの品種をラベルに表記することが多いので、どこの地域で製造されているものかワイン初心者の方でも把握し易いというメリットもあります。

近年では、旧世界のワインを凌駕するようなワインも多く生み出されており、今後にますます期待が高まります。

 

<旧世界ワインに分類される国>

旧世界に分類される国を挙げると下記などがあります。

• フランス
• イタリア
• スペイン
• ドイツ

新世界と比較して旧世界のワインは、ヨーロッパの歴史や文化・伝統料理などと共に発展してきたワインです。

昔からあるワインの造り方や技術を受け継いでおり、アルコール度数が強すぎないものがほとんど。

品質も高く、そのためワイン1本当たりの単価が高額となることも理解できるでしょう。

 

一番の大きな違いは、EUのワイン法に基づきそれぞれの現状にあったワイン法を制定し、格付けを定めていることです。

ラベルの表記方法については、

生産社名やボルドーやブルゴーニュなどといった地域名だったり、

ワインの地域名(畑名)+生産者名だったり、

ワインの地域名(畑名)+ブドウの品種名+生産者名だったり、、、

他にも色々なパターンがあります。

そのため、ワイン初心者にとってはラベル表記が分かりにくいかもしれません。

 

<おわりに>

日本でも新世界ワインは、ヨーロッパのワインと同様よく見かけるようになってきました。

一番お伝えしたいことは

「新世界ワイン、旧世界ワインそれぞれに特徴や魅力がある」

ということです。

 

これらを踏まえ、

「ワインに挑戦してみたいけど何から入れば良いの?」

と思っているワイン初心者の方においては、先ずはコスパが良く分かりやすい「新世界」のワインから入ってみるのがオススメです。

現在、日本におけるワインの輸入量はフランスやイタリアに次ぎ、チリが3位となっています。

2015年1月にオーストラリアとEPA(経済連携協定)を結んだ日本。

今後は、より一層、新世界ワインは身近なものになっていくでしょう。

 

<スタッフのまとめ>

なるほど!

新世界ワインって「ワインとしての歴史が浅い国が造ったワイン」のことなんですね!

 

新世界ワインの中から【コスパの良いお気に入りワイン】を見つけるのも楽しそうですし、

伝統ある旧世界ワインの中から【ここぞのワイン】を見つけるのも楽しそうです!

 

そんなわけで

「お気に入りワインを見つけましょう!!」

というワイン会企画を立てました!

10月27日(金)19:30~「秋の食材と世界の王道ワイン飲み比べ」

⇒詳細とお申込みはこちら

 

会場は渋谷駅から徒歩12分程度。

(マークシティ出口からだと7~8分程度)

人数は15人前後の少人数制。

 

「秋の食材と世界の有名ワインの飲み比べ」

を楽しみにお気軽にお越しください!!(´▽`)♪

 

料理は現役栄養士さんが作ってくれます!

楽しみー♡

 

それでは、お会いできることを楽しみにしております!