こんばんは!

ワインパーティブログ編集部スタッフです!

このコラムは

「ワイン初心者スタッフが勉強のためにブログ記事をまとめていく企画」

となっております!

 

ワインに詳しい方には物足りないかもしれませんが、ワインのことをちょっとだけ知りたい方にはぴったりの記事です!

<前回記事>
ワイン初心者スタッフが「ピノ・ノワールワイン」についてまとめてみた!

【新世界ワイン】ってなに!?ワイン初心者スタッフがワインに詳しい人に聞いてみた!

 

今回は「赤ワインと白ワインの違い」について。

味や見た目が違うのはもちろん分かるのですが、もし誰かに聴かれたら答えられない…

そんなわけでブログ記事にまとめてみました!

 

・赤ブドウと白ブドウの違いって?

・赤は肉料理、白は魚料理?

・高級ワインに赤ワインが多いのはなぜ?

・白ワインは冷やすけど赤ワインは冷やさないの?

 

などなど、ワイン初心者に向けた内容になっております。それでは、さっそく見てみましょう!!

1.赤ワインと白ワインの違い

まずは超初心者質問です!

「赤ワインと白ワインの違いは何でしょうか?」

この記事を書く前までは「味」と「色」が違うくらいにしか知りませんでした。笑

まずはワインの種類についてみてみましょう!

1)ワインの種類は大きくわけ3種類!

赤ワインと白ワインの違いについてまとめてみました!

簡単にお伝えすると「ブドウの種類」と「造り方」が違います。

 

ワインは大まかに分けると

・赤ワイン

・白ワイン

・泡ワイン(スパークリングワイン)

の3種類となります。

 

一般的には

1.まずは乾杯スパークリング

2.魚料理と合わせて白ワイン

3.肉料理と合わせて赤ワイン

という順番で飲むことが多いようですが、特に決まりはありません。

 

まずはビールやスパークリングワインで喉を潤し、その後飲み口が軽やかなものが多い白ワインを飲み、最後は赤ワインをゆっくり堪能する。

結婚式などのコース料理では、出てくる順番が決まっているため上記のような順番で飲むことが多いのではないかなとも思いました。

私はどちらかというと赤ワインが好きなので「スパークリング⇒赤ワイン」というパターンも多いです!

2)赤ワインの造り方と種類

【赤ワイン】

〇赤ワインの造り方

・黒ブドウと言われるブドウを使用する
・皮と種を一緒に果汁を搾り取る

皮や種が入っているので渋い(タンニン)と感じるのですね!
このタンニンが強いか弱いかによって、ワインの味が変わります。

〇「重いワイン」か「軽いワイン」か

赤ワインは大きく分けると「重い」か「軽い」かに分類されます。

ブドウの種類や製造方法により違いますが、

「重い」=タンニンが強く渋い・アルコール度数が高い・果実味が豊か
「軽い」=タンニンが弱く渋みが少ない・アルコール度数が低い・果実味が控えめ

のことをこのような表現で言います。

どちらが美味しいではなく、各々の好みによります。

あなたが好きなのが「重いワイン」なのか「軽いワイン」なのか、それとも「程よいワイン」なのかだけでも知っておくとお店でワインをオーダーするときに役に立ちます!

〇「~ボディ」とは

タンニンの強さ・アルコール度数・果実味により「重い」「軽い」という表現をしますが、それを「~ボディ」という言い方で言い換えることが出来ます。

ワインのラベルにも書いてあることが多いので、購入したりオーダーするときの参考にしてみてください!

・フルボディ

色が濃く、飲んだときにどっしり感が感じられるワインです。
渋み・アルコール・果実味が強く感じられるワインです。
いわゆる「重い」と言われるワインです。

・ミディアムボディ
ちょうど中間くらいのワインです

・ライトボディ
色が薄く、飲んだときに渋み・アルコール・果実味が少ない赤ワインです。
いわゆる「軽い」と言われるワインです。

〇ブドウの種類

・カベルネソーヴィニヨン
・メルロー
・ピノ・ノワール
・シラー
・ガルナッチャ(グルナッシュ)
・ピノタージュ
・テンプラリーニョ
・ガメイ
・マルベック

などたくさんのブドウの種類があります。

ワインにするときには「ピノ・ノワール100%」のように単品のブドウのパターンと、「ピノ・ノワール50%+ガメイ50%」のようにブレンドしたものがあります。

この組み合わせや醸造方法により複雑な味になるのですね!

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3)白ワインの造り方と種類

【白ワイン】

〇白ワインの造り方

・白ブドウと言われるブドウを使用する
・ブドウの皮や種を取り除いた果汁を使用する

白ブドウには「シャルドネ」や「ソーヴィニヨンブラン」などのブドウがよく使われます。

使用するブドウの種類によって味わいや香りが違います。

〇「甘口」か「辛口」か

白ワインは大きく分けると「甘口」か「辛口」に分類出来ます。

「甘口」のワインはブドウの糖分をなくさないようにするため、発酵を途中でとめて甘みを残しているんです。

「辛口」のワインは、ブドウの糖分がほとんどアルコールに変わり、糖度が低くなった白ワインのことです。酸味が強く、引き締まったような味のワインが多いです。

その中でもフルーティなもの、綿あめのような甘い香りのもの、フレッシュなものなど様々ありますので、お好みの白ワインを見つけてみてください!

〇ブドウの種類

・シャドルネ
・ソーヴィニヨン・ブラン
・リースリング
・シュナン・ブラン

などこちらもたくさんの種類があります。

4)スパークリングワインの造り方と種類

【スパークリングワイン】

泡ワイン(スパークリングワイン)は炭酸を含んだ発泡性ワインのことです。

結婚式やパーティなどの乾杯で出てくることが多いですよね!

よくスパークリングワインのことを「シャンパン」と言っている方がいますが、あれは間違いかもしれません。

〇シャンパンとスパークリングワインの違い

フランスのシャンパーニュ地方で造られたスパークリングワインのことを「シャンパン」と言います。

※厳密には他にも基準がありますが大枠は合っています

他にも地域や造り方によりスパークリングワインの呼び方が違います。

・シャンパン
シャンパーニュ地方で造られ、厳密な審査を通ったスパークリングワイン

・クレマン
シャンパンと同じ製法で造られたスパークリングワイン、シャンパーニュ地方以外のもの

・スプマンテ
イタリア語で「発泡性の~」という意味

・カヴァ
スペインで製造されるスパークリングワイン、85%程度がカタルーニャ地方で製造されている

・ゼクト
ドイツのスパークリングワイン、シャンパンと同じ製法で造られる

5)ロゼワインの造り方と種類

【ロゼワイン】

ピンク色のワインを見たことがありますでしょうか?

こちらはロゼワインと言って、赤ワインと白ワインの造り方をちょっと変えたものです。

大きく3つの造り方があります。

1.赤ワインと同じ造り方をするが、色がつく前に皮や種を取り除く方法

2.白ワインと同じ造り方をするが、白ブドウではなく黒ブドウを使う方法

3.発効前に白ブドウと黒ブドウを混ぜて造る方法

 

他にも最近巷で話題になっている「オレンジワイン」というものもあるそうです。

「オレンジでワインを造るの?!」

詳しくはこちらの記事にまとめてみました!
気になる方は読んでみてください!

6)おまけ

イタリアンのお店で「ボンゴレビアンコ」や「ボンゴレロッソ」というメニューがあると思います。

<ボンゴレビアンコ>
白ワインやアサリの出汁を使ったオイル系のパスタ

<ボンゴレロッソ>
アサリとトマトソースのパスタ

また、ワインの銘柄を見ていると

「〇〇ロッソ」

「〇〇ビアンコ」

などという表記を見かけることがありますがどういう意味なのでしょうか。

 

実はこれは色のことを表しているのです!

イタリア語で

ロッソ⇒赤
ビアンコ⇒白

を意味します。パスタでイメージすると分かりやすいですね!

ちなみにフランス語では赤はRouge(ルージュ)、白はBlanc(ブラン)です。

ワインの中にこれらの単語が入っていたら、ちょっと自慢気に話してみてください!


Blanc(ブラン)フランス語
Bianco(ビアンコ)イタリア語
Blanco(ブランコ)スペイン語


Rouge(ルージュ)フランス語
Rosso(ロッソ)イタリア語
Rojo(ロホ)スペイン語

2.ワインの飲み方や食べ合わせ

1.ワインは冷やして飲むもの!?

赤ワインと白ワインについて、温度管理が違います。

赤ワインは常温または少しだけ冷やして飲む

白ワインは冷やして飲む

冷やして飲まなければいけないわけではないが、その方が美味しいからという理由です。

ワインの品種や銘柄によって最適な温度や保存方法が決まっているので、詳しい人に飲み方を聴くのが一番良いですね!

逆に言うと、いくら良いワインでも保存方法や温度が適切でないと美味しくないようです。

ワインの知識がない人が、店舗にただ置いているようなお店のワインはあまり美味しくないのかもしれません。

(私は保管方法の違いで飲み比べたことがないので分からないのですが、ワインに詳しい人に聴くときちんとしたお店で買った方が美味しいと皆さん言っていました)

2.赤ワインといえばポリフェノール!

赤ワインと言えば「ポリフェノール」ではないでしょうか。

赤ワインに含まれるポリフェノールが健康に良いと言われていますが、実際のところどうなのでしょうか?

1)ポリフェノールとは?

ポリフェノールというのは植物に含まれている色素や渋み成分のことでです!

色々な種類があって、なんと5000種類以上あるそうです!

有名なところでいうと

・ブドウやブルーベリーに含まれる「アントシアニン」
・ウコンやなどに含まれる「クルクミン」
・緑茶などに含まれる「カテキン」
・チョコレートやカカオに含まれている「カカオポリフェノール」
・ワインやお茶などに含まれる渋み成分「タンニン」
・蕎麦に含まれる「ルチン」
・大豆などに含まれる「イソフラボン」

などがあります。どれも服にこぼしてっしまったら落ちにくいものばかり。

実はこれが健康に良い証拠なのです!

 

ちなみに、ショウガに含まれているポリフェノールをご存知でしょうか?

正解は

 

 

 

「ショウガオール」

です!めちゃくちゃ分かりやすいですね!笑

2)何で身体に良いと言われているの?

病気や老化の原因は「活性酸素」であるということが判明されました。

あなたも一度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか。

ストレス、タバコ、農薬、添加物、紫外線、排気ガス、など日々の生活の中で体内に活性酸素が生まれています。

この活性酸素が身体を攻撃するため、病気や老化の原因になるのです。

これを守るために抗酸化作用(身体が酸化しないようにしてくれる)のある食べ物を食べる必要があります。

基本的には色の濃い野菜やフルーツにはポリフェノールが含まれています。

ポリフェノールには抗酸化作用があるため健康に良いと言われているのです!

しかし、だからと言って飲み過ぎは禁物。

大量のアルコール摂取をすると活性酸素が生まれてしまうので、健康には良くありません。

何事もバランスですね!!

3)なんで高級ワインは赤ワインが多いの?

いわゆる高級ワインは赤ワインの方が多いようです。

有名なところで言うと「ロマネコンティ」「五大シャトー」「オーパスワン」などでしょうか。

例えば五大シャトーと言われる高級ワイン。1本10万円を超えるものもあります。

これらは1855年のパリ万国博覧会において、フランスのボルドーという地区の格付けで第一級と評価されたワインです。(シャトー・ムートン・ロートシルトは1973年に2級から1級に昇格)

<ボルドー五大シャトード>

シャトー・ラフィット・ロートシルト
シャトー・マルゴー
シャトー・ラトゥール
シャトー・オー・ブリオン
シャトー・ムートン・ロートシルト

超高級ワインの「ロマネコンティ」は1本100万円を超えるものもあります。

 

ワイン通は赤ワインを好む傾向があるようですが、その理由は長期熟成出来る楽しみや複雑な味わいと言われています。

ブドウの皮や種ごと発酵させるので、白ワインよりも深みのある複雑な味になるということ。

また、ワインによっては空気と触れさせることで味を変えることが出来ます。

空気にふれさせて酸化させることによってたくさんの味や風味を愉しむことが出来るのがワインの醍醐味だそうです。

グラスを回すのはそういうことなんですね!

ちなみに、グラスを掌で持つシーンがマンガであったりしますがあれは間違いだそうです!

掌の温度でワインの温度を変えてしまうため、せっかく最適な温度で出してくれているのに、それを台無しにしてしまう可能性があるからです。

3.お店やレストランでのワインの選び方

レストランで食事をしているときに

「どのワインが良いか全然わからないっ!!」

そんなときがあると思います。

色々とワイン知識をまとめてみましたが、、、

ワインは奥が深すぎで全然覚えられない!!笑

ということで、ワインの選び方をまとめておきます。

1)ワインの選び方

【レストランなどお店では】

・好み(重め、軽め、ミディアム、フルーティ、甘口、辛口など)

・予算

を伝えて店員さんに選んでもらうのがオススメです!

自分の好みが分からなければ店員さんにオススメを聴いてみて、それを飲むのも楽しみ方の1つです。

【ワインショップでは】

・使用用途(ギフト用、普段飲み、ちょっと贅沢したいなど)

・予算

・好み(ブドウの種類、産地、味など)

を伝えて店員さんに選んでもらうのがオススメです!

ギフト用であれば相手の好みを、好みが分からなければ相手の趣味や年齢などをお伝えすると店員さんが良い感じのワインを選んでくれるはずです!

スーパーなどでは専門の人はいないかもしれませんが、ワインショップではソムリエさんがいると思いますので、相談してみてください!

2)プレゼント選びのコツ

プレゼント選びに困る方も多いはず。特にワインは好みが分かれるのでなかなか大変ですよね。

そこでオススメは「ストーリー買い」。

簡単に言うと「選んだ理由をきちんと伝えること」です!

 

「〇〇という理由でこのワインにしました!」

「店員さんに聴いたら〇〇さんにはこのワインが合うんじゃないかとのことでこれにしました!」

「このラベルが〇〇さんに似合うイメージだったので!」

 

など選んだ理由が明確であれば、もらった相手はより嬉しいはずです!

もしプレゼント選びに困ったらこんな方法も取り入れてみてください!

4.まとめ

ワインはとにかく奥が深いですね!

他にも詳しく知りたい内容があったらどんどん追記する予定です!

 

ワインは「美味しいワインを色々と飲み比べてみること」が一番の近道です!

しかし、小人数ではなかなか色々な種類を楽しめない。。。

 

そこで!

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