ブルゴーニュを代表する白ワイン「シャブリ」おすすめの紹介！特徴と格付けも解説

みい子

白ワインと言えば「シャブリ」というくらい、とても有名なシャブリですが、詳しい特徴についてはよくわからないという方も多いのではないでしょうか？
今日はブルゴーニュを代表する辛口白ワイン「シャブリ」について紹介します。

シャブリワインとは？
シャブリの４階層のAOC
シャブリに合う料理は？
まとめ

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シャブリワインとは？

シャブリは、フランスのブルゴーニュ地方で最も北のシャブリ地区で作られているワインで、すっきりとした辛口白ワインの代名詞的な存在としてとても有名です。

シャブリ地区の土壌は、キリメンジャンと呼ばれる約一億五千年前の海底だった頃の小さな牡蠣の化石を含んでいます。
このようなミネラルが豊富な土壌が、ミネラル豊かで、生き生きとした酸味のある素晴らしい白ワインを生み出しているのです。

ブルゴーニュ地方ではブドウ品種は単一品種と決められており、白ワインに使われるのはシャルドネのみなので、シャブリ地区で使われるブドウもシャルドネです。

この地域の石灰岩の土壌と、最も最北の冷涼な気候はシャルドネの栽培に最適と言われています。

シャブリの４階層のAOC

フランスのワイン法で、シャブリは格付けの上から順番に記すと、次のような４階層のA.O.Cに分類されます。

シャブリ・グラン・クリュ
シャブリ・プルミエ・クリュ
シャブリ
プティ・シャブリ

一番上のシャブリ・グラン・クリュが最も規制が厳しく、最上級のワインで、合計１００ヘクタールの７クリマ（区画）の特級畑から作られます。

生産量が全体の２％と非常に少なく希少なワインです。
長期熟成によってエレガントで深みのある味わいになります。

シャブリ・プルミエ・クリュはグランクリュに次ぐ４０クリマの１級畑で作られたワインです。
長期熟成タイプのものもあり、熟成させると、凝縮感と複雑性のある味わいになります。

シャブリはシャブリ地区内で最も栽培面積が広く、シャブリ地区のブドウ畑の約６０％を占めています。
日本に一番輸入されているワインで、価格もお手頃なので、フレッシュな早飲みタイプのワインで、カジュアルに楽しむことができます。

プティ・シャブリはリーズナブルな辛口のワインですが生産量が少なくシャブリ全体の１５パーセント程しかありません。

選ぶ際の参考にしてみて下さいね。

シャブリに合う料理は？

シャブリ地区の土壌には牡蠣の化石を含んでいるので、シャブリと生牡蠣は定番の伝統的なマリアージュです。
ミネラル豊富なシャブリにはミネラル感を感じる魚介類との相性が良いです。
その他お寿司やお刺身天ぷらなどの和食とも良く合います。

是非試してみてくださいね。

それでは、おすすめのシャブリを紹介します。

シャブリ　グラン・クリュ　レ・クロ　ルイ・ジャド 2015

シャブリグランクリュレ・クロ 2015 ルイ・ジャド白

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ルイ・ジャド社は１８５９年に由緒あるブドウ栽培家としての歴史を有するジャド家のルイ・アンリ・ドゥニ・ジャドによって創立されました。

ブルゴーニュの銘醸畑を次々に取得し、ブルゴーニュ有数の大ドメーヌとなり、優れた品質のワインを提供するネゴシアン・エイブールとしても高い評価を得ています。

こちらのワインはレ・クロの南の南西向きの区画で収穫されたブドウを使用しているため黄桃やアプリコットを思わせる熟した果実の香りが感じられます。豊満な果実味とかすかにスモーキーフレーバーを感じ複雑な味わいが広がります。

原産国：フランス
産地：　ブルゴーニュ/シャブリ地区
格付け：AOCシャブリグランクリュ
品種：シャルドネ
タイプ：白
生産者：ルイ・ジャト
味わい：甘口☆☆☆★☆辛口
容量：７５０ml
参考価格：13,000～13,500円

ルイ・ラトゥールシャブリ・プルミエ・クリュ

ルイ・ラトゥールシャブリ・プルミエ・クリュ［白ワイン辛口フランス 750ml ］

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ルイ・ラトゥールはブルゴーニュで家族経営を守り続けている世界的に著名なワインメーカーです。
ブルゴーニュ２大白ワインの一つと言われる「コルトン・シャルルマーニュ」の生みの親としてもしても広く知られています。
ルイ・ラトゥールシャブリ・プルミエ・クリュは厚みがあり、アンズを思わせる香りに、適度な酸味が心地よいすっきりとした味わいのワインです。