ブルゴーニュのおすすめワイン9選【産地の特徴とおすすめワインを紹介】
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「ブルゴーニュのワイン」というとどのようなイメージをお持ちですか?
「ワインの国」フランスの中でも、ブルゴーニュはボルドーとともに4世紀からワインの銘醸地として知られています。
「ブルゴーニュワインは高いのでは?」「ブドウ品種がラベルに書いていないから選ぶのが難しい」そうお悩みの方に、この記事ではブルゴーニュワインの特徴と、ソムリエがおすすめするワインをご紹介します!

ブルゴーニュのワインの特徴は?


ブルゴーニュはフランス北東部に位置するワイン産地です。
さまざまな特徴がありますが、中でも知っておくと役に立つ情報をご紹介します。

ブルゴーニュワインは単一品種でつくられている

複数のブドウをブレンドしてつくるボルドーとは対照的に、ブルゴーニュでは基本的に1つの品種からワインがつくられています

ブルゴーニュでは畑ごとに細かく分類されており、それぞれの畑がA.O.C.を名乗っています。
格付けについては次で紹介します。

ブルゴーニュの格付けについて

ブルゴーニュのA.O.C.は以下の4種類に格付けされています。

グラン・クリュ(Grandes Crus):特級畑
「ロマネ・コンティ」「モンラッシェ」「コルトン」など、世界的に有名で高品質な畑が揃う。

ラベル表記:畑名のみ、もしくは「畑名+Grandes Crus」

プルミエ・クリュ(Premieres Crus)1級畑
地質や地形、位置の良さから1級に格付けされる。

ラベル表記:「村名+1er Cru/Premier Cru+畑名」

コンミューン(Communales)村名
グラン・クリュ、プルミエ・クリュに属さないが良質なワインを生産する村。

ラベル表記:「Vosne-Romanee(ボーヌ・ロマネ)」など村名

地区(Sous-Region)・地域(Regionales)
上記の3つ以外の広域のA.O.C.のこと。

ラベル表記:「Bourgogne(ブルゴーニュ)」など広域の地域名

ブルゴーニュのワインは上記の格付けにより品質、価格、希少性を判断することができます。

ラベルの表記の仕方を把握するだけでも、おおよその目安になるので覚えておくと良いでしょう。

またブルゴーニュのワインを飲んで気に入ったものがあれば、その地域や畑を覚えておくと次に飲むワイン選びの参考になります。

ブルゴーニュの生産地区と主要ブドウ品種


ブルゴーニュのワイン産地は、生産地区が以下のように分かれています。

  • コート・ド・ニュイ
  • コート・ド・ボーヌ
  • コート・シャロネーズ
  • マコネ
  • ボージョレ

ブルゴーニュのワインは産地ごとに特徴があります。
そのため、地域名を把握することはブルゴーニュワインを選ぶ上でとても大切です。

またブルゴーニュのワインに使用される主要なブドウ品種は以下の4種類。

  • シャルドネ(白ブドウ)
  • アリゴテ(白ブドウ)
  • ピノ・ノワール(黒ブドウ)
  • ガメイ(黒ブドウ)

ガメイは「ボージョレ・ヌーボー」に使われるブドウ品種です。
ボージョレ以外の5つの地区ではシャルドネとピノ・ノワールだけで栽培面積の80%近くを占めています。

ソムリエが選ぶ!ブルゴーニュおすすめワイン9選


おすすめのブルゴーニュワインを赤、白、泡それぞれご紹介します。

価格別にご紹介しているので、ワイン選びの参考にしてくださいね。

【赤ワイン|~5,000円】ルー・デュモン ブルゴーニュ・ルージュ

ルー・デュモン ブルゴーニュ・ルージュ 2016 赤ワイン 750ml

ルー・デュモン ブルゴーニュ・ルージュ 2016 赤ワイン 750ml

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ルー・デュモンの醸造家はなんと日本人の仲田晃司氏「ブルゴーニュの神様」アンリ・ジャイエ氏が認めたワインをつくったことで一躍有名になったというエピソードがあります。

仲田氏は日本人らしい繊細な仕事が評価されており、世界中でも注目を浴びるつくり手です。

そんなルー・デュモンのブルゴーニュ・ルージュ。ラベルには「天・地・人」の文字が踊ります。

フレッシュなイチゴ、フランボワーズなどの赤系果実の香り、やわらかな口当たり。

非常に飲みやすく、満足度の高い味わいです。

鴨肉のソテーや、焼き鳥に合わせてみるのはいかがでしょうか。

  • 原産国:フランス
  • 産地:ブルゴーニュ
  • 格付け:A.O.C.ブルゴーニュ
  • 品種:ピノ・ノワール
  • タイプ:赤ワイン
  • 生産者:ルー・デュモン
  • 味わい:甘口☆☆☆★☆辛口
  • 容量:750ml
  • 参考価格:3,400~4,000円

【赤ワイン|~10,000円】クリストフ・シュヴォー ジュヴレ・シャンベルタン

クリストフ・シュヴォーを所有しているシュヴォー家は、誰もが耳にしたことがあるであろう「DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)」社との関わりが深い一家です。

クリストフ・シュヴォーが目指すのは優しくしなやかなワインをつくること
生産量が少なく、すぐに売り切れてしまうためガイド誌には載せないという希少性の高いワインです。

強い果実味と土のような風味が特徴のジュヴレ・シャンベルタン。

ジビエ料理や牛ロースのグリルなど、しっかりとした味わいの肉料理と合わせるのがおすすめ。

  • 原産国:フランス
  • 産地:ブルゴーニュ
  • 格付け:A.O.C.ジュヴレ・シャンベルタン
  • 品種:ピノ・ノワール
  • タイプ:赤ワイン
  • 生産者:クリストフ・シュヴォー
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • 容量:750ml
  • 参考価格:6,000~8,000円

【赤ワイン|10,000円~】ミシェル・グロ ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ クロ・デ・レア

ミシェル・グロは1830年に設立されたヴォーヌ・ロマネの名門ドメーヌです。

「クロ・デ・レア」はミシェル・グロが単独で所有する一級畑のこと。
非常にエレガントなアロマにしなやかなタンニン、華やかで「美しい」味わいのワインです。

鴨のローストや牛肉のワイン煮込みと合わせてみてください。

  • 原産国:フランス
  • 産地:ブルゴーニュ
  • 格付け:A.O.C.ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ
  • 品種:ピノ・ノワール
  • 生産者:ミシェル・グロ
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • 容量:750ml
  • 参考価格:13,000~19,000円

【赤ワイン|100,000~】ドメーヌ・ルロワ ヴォーヌ・ロマネ・オー・ジュヌヴリエール

アンリ・ジャイエがブルゴーニュの神様ならば、マダム・ルロワはブルゴーニュの女王と言えるでしょう。

D.R.Cの経営者を退任後、自信のドメーヌに注力し世界中のブルゴーニュファンを虜にしました。

マダム・ルロワが手掛けるヴォーヌ・ロマネは非常に官能的。
あまりにも華やかな香りと味わいの深さ、余韻の美しさは言葉にするのが難しいほど。

料理に合わせるのではなくワインだけで十分、と言えるほど満足感の高い味わいです。

非常に高価ですが、ブルゴーニュワインがお好きであればぜひともドメーヌ・ルロワのワインを味わって頂きたいと思いご紹介させて頂きました。

  • 原産国:フランス
  • 産地:ブルゴーニュ
  • 格付け:A.O.C.ヴォーヌ・ロマネ
  • 品種:ピノ・ノワール
  • タイプ:赤ワイン
  • 生産者:ドメーヌ・ルロワ
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • 容量:750ml
  • 参考価格:200,000円

【白ワイン|~5,000円】ラブレ・ロワ シャブリ

1832年に創立されたラブレ・ロワ。
ラブレ・ロワのワインは世界の30社以上の航空会社に採用されています

シャブリは、キリっとした酸味に優雅さを兼ね備えており、定番の牡蠣やシーフードとの相性が抜群です。

  • 原産国:フランス
  • 産地:ブルゴーニュ
  • 格付け:A.O.C.シャブリ
  • 品種:シャルドネ
  • タイプ:白ワイン
  • 生産者:ラブレ・ロワ
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • 容量:750ml
  • 参考価格:2,500~3,500円

【白ワイン|~10,000円】ルイ・ジャド ムルソー

上記で紹介したシャブリと同じシャルドネ100%のワインですが、ムルソーは対極的な香りと味わいが特徴。
強い香りに加え、熟した果実を思わせる味わい。濃厚でとろみを感じるワインです。

シーフード、甲殻類のグリルと合わせると相性が良いですよ。

  • 原産国:フランス
  • 産地:ブルゴーニュ
  • 格付け:A.O.C.ムルソー
  • 品種:シャルドネ
  • タイプ:白ワイン
  • 生産者:ルイ・ジャド
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • 容量:750ml
  • 参考価格:7,500~8,000

【白ワイン|10,000円~】ドメーヌ・ルフレーヴ ピュリニー・モンラッシェ

2006年イギリスのワイン専門誌「デキャンタ―」で「世界一の白ワインメーカー」に選ばれたドメーヌ・ルフレーヴ。

ドメーヌ・ルフレーヴはビオディナミを実践していワインづくりを行っています。
ビオディナミ農法がまだメジャーではない頃からドメーヌ・ルフレーヴの全ての畑でビオディナミを実践し、その先駆者として認められています。

ピュリニー・モンラッシェは、ミネラルと酸のバランスが良く、力強い味わいのワインです。

酸味と果実味はほどよいバランスで、ミネラル感や樽香を感じる複雑な味わい。

しっかりとボリュームのあるワインなので、魚介料理だけでなく豚肉や鶏肉のグリルやソテーと合わせるのも良いでしょう。

  • 原産国:フランス
  • 産地:ブルゴーニュ
  • 格付け:A.O.C.ピュリニー・モンラッシェ
  • 品種:シャルドネ
  • タイプ:白ワイン
  • 生産者:ドメーヌ・ルフレーヴ
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • 容量:750ml
  • 参考価格:16,000~20,000円

【白ワイン|100,000円~】エティエンヌ・ソゼ モンラッシェ・グラン・クリュ

エティエンヌ・ソゼはドメーヌ・レフレーヴと並び、ピュリニー・モンラッシェのつくり手としてブルゴーニュでトップに君臨するドメーヌです。

そんなエティエンヌ・ソゼがつくるモンラッシェ。

モンラッシェには文豪デュマが「脱帽し、膝まづいて飲むべし」との名言を残したという逸話があるほど、誰もが認める世界最高峰の白ワインです。

非常に濃厚な味わいでミネラル感もたっぷり。エレガントで絶妙な酸味を感じられ長く続く余韻はうっとりするほど…。

ブルゴーニュ最高峰の白ワインとして、ぜひ口にして頂きたい1本です。

  • 原産国:フランス
  • 産地:ブルゴーニュ
  • 格付け:A.O.C.モンラッシェ・グラン・クリュ
  • 品種:シャルドネ
  • タイプ:白ワイン
  • 生産者:エティエンヌ・ソゼ
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • 容量:750ml
  • 参考価格:180,000~

【スパークリングワイン】ルー・デュモン クレマン・ド・ブルゴーニュ

赤ワインでもご紹介したブルゴーニュの日本人醸造家、仲田晃司氏が手掛けるルー・デュモン。

こちらはルー・デュモンがシャンパーニュと同じ製法でつくるスパークリングワイン、クレマン・ド・ブルゴーニュです。

中でもシャルドネ100%でつくったブラン・ド・ブランはブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエ氏が絶賛したことで世界中から注目を集めています。

クリーミーな泡に、フレッシュでエレガントな味わいのブラン・ド・ブラン。

食前酒として楽しむのもよし、食事を通して変わりゆく香りや味わいを楽しむのもよし。

日本人、仲田氏のこだわりの味わいをぜひ試してみてくださいね。

  • 原産国:フランス
  • 産地:ブルゴーニュ
  • 格付け:A.O.C.ブルゴーニュ
  • 品種:シャルドネ
  • タイプ:白泡
  • 生産者:ルー・デュモン
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • 容量:750ml
  • 参考価格:3,200~3,600円

おわりに

フランス、ブルゴーニュのワインは産地や生産者ごとにさまざまな特徴があります。

格付けやラベルへの表記を頭に入れておくだけでも、ブルゴーニュワインが選びやすくなりますよ。

お気に入りの1本を見つけたら、生産者と地域名、畑名をメモしておき、それを頼りに次のワインを選ぶのがおすすめ!

あなたの好みにぴったりのブルゴーニュワインをぜひ見つけてくださいね。

この記事がワイン選びの参考になれば幸いです。