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今回は「世界の高級ワインランキングBest10」をご紹介します!
どれも一度は飲んでみたい高級ワイン。
高級ワインの雑学も沢山盛り込んでおりますので、参考にしてみてください!

これまで『フランス』をはじめとするヨーロッパのワインが多数日本に輸入さてれていましたが、近年では『チリワイン』が輸入量でヨーロッパ勢を抑えトップとなりました。

しかし、輸入金額ではフランスが『約960億円』で1位なのに対し、一方のチリは2位でありながらも『約240億円』と大きく引き離されています。

これはフランスワインは1本あたりの単価が高いという証明でもあり、やはり高級ワインと言えば『フランスワイン』ではないか!?

という考えのもと、今回は『世界の高級ワインおすすめランキングベスト10』をご紹介したいと思います。

※あくまで私の個人的なランキングです

世界の高級ワインおすすめランキングベスト10

第10位:ハーラン・エステート レッド・ワイン・ナパ・ヴァレー

生産者『ハーラン・エステート』がカリフォルニアのナパ・ヴァレーで造る、スクリーミング・イーグルと並ぶアメリカを代表する『*カルトワイン』です。

オーナーの『ビル・ハーラン』が世界的な醸造コンサルタント『ミッシェル・ロラン』他一流スタッフと共に、5大シャトーなど『フランスのボルドー格付け』に匹敵するワインを造る事を目標にし『伝統に革新』を合わせ造り上げた芸術品です。

また世界的ワイン評論家『R・パーカー(ロバート・パーカー)』も『完璧なワイン』と讃えており、『1994年、1997年、2001年、2002年、2007年』の計5回のヴィンテージに100点満点を付けています。

*カルトワイン=カリフォルニア州ナパヴァレーを中心に産出される超高価で高品質なワインの総称で、崇拝、熱狂、儀礼といった意味含めたカルトなワインの事。

  • 原産国:アメリカ
  • 産地:カリフォルニア/ナパヴァレー
  • 格付け:アメリカに公的な格付けは無い
  • 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー20%、カベルネ・フラン8%、プティ・ヴェルド2%
  • 生産者:ハーラン・エステート
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • ボディ:フルボディ
  • 容量:750ml
  • 平均価格:¥150,000

第9位: シャルツホーフベルガー・リースリング・トロッケンベーレンアウスレーゼ (エゴンミュラー)

 https://item.rakuten.co.jp/wineuki/0300002005851/

ドイツ・モーゼル地方で名門ワイナリーを営む『エゴン・ミュラー家』が造る希少な『貴腐ワイン』です。

『シャルツホーフベルグ』という『*オルツタイルラーゲ(特別特級単一畑)』で栽培される『リースリング』が使用され、そのブドウ樹は『樹齢100年』以上のものも多数存在します。

最良部の8.5ヘクタールを所有するエゴン・ミュラー家のワインは同じシャルツホーフベルグの畑で生産される他社の物とは一線を画し、別格扱いされるほどの逸品と言われています。

また『白ワインのロマネ・コンティ』とも称され、ドイツのワイン評価誌『ゴー・ミヨ』やアメリカのワイン専門誌『ワインスペクテイター』でも100点満点を獲得するなど高評価を得ている『貴腐ワイン』です。

*オルツタイルラーゲ(特別特級単一畑)=ドイツに5ツしかない伝統的な特級畑の事。ドイツワインの中でも別格扱いされており、唯一『村名』を名乗らずに『畑名』単独で表示する事が許されています。

【5つのオルツタイルラーゲ銘柄】

〇モーゼル地方
・シャルツホーフベルガー
〇ラインガウ
・シュタインベルガー
・シュロス・ヨハニスベルガー
・シュロス・フォルラーツ
・シュロス・ライヒァルツハウゼン

  • 原産国:ドイツ
  • 産地:モーゼル
  • 格付け:Q.m.P最上級(トロッケンベーレンアウスレーゼ)
  • 品種:リースリング
  • 生産者:エゴン・ミュラー
  • 味わい:極甘口★☆☆☆☆辛口
  • ボディ:フルボディ
  • 容量:750ml
  • 平均価格:¥300,000

第8位:シャンベルタン・グラン・クリュ(ドメーヌ・ルロワ)

ブルゴーニュにおいて『ロマネ・コンティ社』と双璧をなす生産者『ドメーヌ・ルロワ』の造る赤ワインです。

かつてD.R.C.(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ社)の共同経営者でもあった『ラルー・ビーズ・ルロワ女史(マダム・ルロワ)』が当主を務め、『超一流ブルゴーニュワイン』の名を築き上げました。

ブルゴーニュで『最初にビオディナミ農法』を取り入れた生産者で、その収穫量の少なさは他も驚くほどの徹底ぶりです。

ドメーヌ・ルロワには『*ネゴシアン』部門の『メゾン・ルロワ』もあり、こちらはドメーヌ・ルロワ比べ『リーズナブル』に入手出来ます。

ドメーヌ=赤いキャップシール(通称赤キャップ)、メゾン=白いキャップシール

※ネゴシアン=『交渉人(仏語)』を意味し、契約農家から買い付けた『ブドウやワイン』を使用し自社のワインとして製造する生産者の事。

※ドメーヌ=『領主(仏語)』を意味し、『自社の畑』で『栽培・収穫』したブドウで『醸造・瓶詰め』まで一貫して行う生産者の事。

  • 原産国:フランス
  • 産地:ブルゴーニュ/ジュヴレ・シャンベルタ村
  • 格付け:A.O.C.グラン・クリュ(特級)
  • 品種:ピノ・ノワール
  • 生産者:ドメーヌ・ルロワ
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • ボディ:フルボディ
  • 容量:750ml
  • 平均価格:¥350,000

第7位:シャトー・ル・パン

Chateau Le Pin シャトー・ル・パン 1997

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シャトー・ペトリュスと同じく『ポムロール地区』を代表する高級赤ワインのひとつ『シャトー・ル・パン』です。

僅か2ヘクタールほどの畑から『約7,000本』という大変希少な生産量のため、世界中で引く手あまたの逸品としても知られています。

『*フライング・ワインメーカー』のひとりでもある醸造コンサルタント『ミッシェル・ロラン』が一部醸造に携わっており、『100%新樽による熟成』や『ノンフィルター(無濾過)』による瓶詰めなど細部に手が施されています。

そのクオリティの高さにより、一躍スターに駆け上がった事から『シンデレラワイン』とも呼ばれています。

*フランイングワインメーカー=世界中を飛び回りワイン醸造に携わる、世界的に著名な醸造家(コンサルタント)の事。

  • 原産国:フランス
  • 産地:ボルドー/ポムロール地区
  • 格付け:ポムロール地区に公的な格付けは無い
  • 品種:メルロー92%、カベルネ・フラン8%
  • 生産者:シャトー・ル・パン(ティアポン家)
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • ボディ:フルボディ
  • 容量:750ml
  • 平均価格:¥300,000

第6位:シャトー・ペトリュス

シャトー・ペトリュス 2004

シャトー・ペトリュス 2004

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フランスはボルドー地方の右岸『ポムロール地区』を代表する高級赤ワインのひとつ『シャトー・ペトリュス』です。

1878年に開催された『パリ万国博覧会』で金メダルを獲得してから、高い評価を得て現在に至っています。

ポムロール地区に適した品種『メルロー』を使用しており、ボルドーで初めて『若い実を間引く作業』を導入したのも『シャトー・ペトリュス』です。

左岸の代表的な高級ワイン『5大シャトー』をも凌ぎ、ヴィンテージによっては世界のオークションで『超高額な価格』で落札される事もあります。

  • 原産国:フランス
  • 産地:ボルドー/ポムロール地区
  • 格付け:ポムロール地区に公的な格付けは無い
  • 品種:メルロ95%、カベルネ・フラン5%
  • 生産者:シャトー・ペトリュス(ジャン・ピエール・ムエックス社)
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • ボディ:フルボディ
  • 容量:750ml
  • 平均価格:¥330,000

第5位:スクリーミング・イーグル カベルネ・ソーヴィニョン ナパ・ヴァレー

アメリカを代表する『カルトワイン』とも言われる『スクリーミング・イーグル』の造る赤ワインです。

1986年に元々不動産業を営んでいた『ジーン・フィリップ女史』が、ナパヴァレーのオークヴィルに畑を買いワイン造りを始めました。

カベルネ・ソーヴィニヨンにより造られたワインは『フレンチオーク(フランス産の樽)』で約20ヶ月熟成されます。

世界的ワイン評論家『R・パーカー(ロバート・パーカー)』の評価も高く、1992年ヴィンテージがなんと50万ドル(当時のレートで5,350万円)の値が付き世界を驚かせました。

  • 原産国:アメリカ
  • 産地:カリフォルニア/ナパヴァレー
  • 格付け:アメリカに公的な格付けは無い
  • 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
  • 生産者:スクリーミング・イーグル
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • ボディ:フルボディ
  • 容量:750ml
  • 平均価格:¥330,000

第4位:コルトン・シャルルマーニュ(コシュ・デュリ)

ドメーヌ・ルフレーヴやロマネコンティ社と並ぶ、ブルゴーニュ屈指の生産者『コシュ・デュリ』の白ワインです。

農薬を使用しない『自然農法』を取り入れた栽培と『樽による発酵』を行っていて、発酵後には『澱とともに』長期樽熟させるのもコシュ・デュリの特徴です。

赤・白どちらも生産していますが、『コシュ・デュリ』と言えば『コルトン・シャルルマーニュ』や『ムルソー』など白ワインの傑作が有名です。

グラン・クリュ(特級畑)のコルトン・シャルルマーニュとプルミエ・クリュ(1級畑)のムルソーの評価は高く、特に『コルトン・シャルルマーニュ』は世界的ワイン評論家『R・パーカー(ロバート・パーカー)』が100点を付けた入手困難な逸品です。

  • 原産国:フランス
  • 産地:ブルゴーニュ/アロース・コルトン村
  • 格付け:A.O.C.グラン・クリュ(特級)
  • 品種:シャルドネ
  • 生産者:コシュ・デュリ
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • ボディ:フルボディ
  • 容量:750ml
  • 平均価格:¥350,000

第3位:マジ・シャンベルタン (ドメーヌ・ドーヴネ=ルロワ)

ブルゴーニュにおいて『ロマネ・コンティ社』と双璧をなす生産者『ドメーヌ・ルロワ』のマダム『ラルー・ビーズ・ルロワ婦人』が個人的に所有するワイナリー『ドメーヌ・ドーヴネ』の赤ワインです。

1992年まで『D.R.C(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社)』の共同経営者でもありました。

『マダム・ルロワ』のワイン造りは、『化学肥料を排除して天体の引力を利用する自然農法』いわゆる『ビオディナミ農法』を取り入れています。

グラン・クリュ(特級畑)はシャンベルタン村の『マジ・シャンベルタン』の他、ボンヌ・マール(モレ・サン・ドニ村とミュジニー村)やクリオ・バタール・モンラッシェ(ピュリニー・モンラッシェ村)などを所有しています。

  • 原産国:フランス
  • 産地:ブルゴーニュ/ジュヴレ・シャンベルタン村
  • 格付け:A.O.C.グラン・クリュ(特級)
  • 品種:ピノ・ノワール
  • 生産者:ドメーヌ・ドーヴネ(ルロワ)
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • ボディ:フルボディ
  • 容量:750ml
  • 平均価格:¥350,000

第2位:モンラッシェ (ドメーヌ・ルフレーヴ)

『世界最高峰の白ワイン』とも言われるブルゴーニュの生産者『ドメーヌ・ルフレーヴ』の傑作白ワインです。

ルフレーヴ家は1580年から続く老舗ワイナリーで、1990年頃『故アンヌ・クロード女史』が当主となった際に『ビオディナミ農法』が導入されました。

『モンラッシェ』の他、ビアンヴィニュ・バタール・モンラッシェ、バタール・モンラッシェ、シュヴァリエ・モンラッシェなどのグラン・クリュ(特級畑)を昔から所有しています。

2006年には『世界の白ワイン10大生産者』の中で堂々1位に輝き、今や『入手困難』なワインのひとつとなっています。

  • 原産国:フランス
  • 産地:ブルゴーニュ/ピュリニー・モンラッシェ村
  • 格付け:A.O.C.グラン・クリュ(特級)
  • 品種:シャルドネ
  • 生産者:ドメーヌ・ルフレーヴ
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • ボディ:フルボディ
  • 容量:750ml
  • 平均価格:¥760,000

第1位:ロマネ・コンティ (D.R.C.ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)

『高級ワインの代名詞』と言えば、やはりコレでしょう!

世界のワインのTOPに君臨するブルゴーニュの赤ワイン『ロマネ・コンティ』です。

ブルゴーニュの北部、コート・ド・ニュイ地区にある『ヴォーヌ・ロマネ村』で生産されています。

『約1.8ヘクタール』という小さな畑から、たった6,000本しか生産されていません。同じくボルドーの高級ワイン『シャトー・マルゴー』でも『約80ヘクタール』ですので、いかに小さな畑なのかが分かります。

あえて謳ってはいませんが『ロマネ・コンティ社』では、化学肥料を一切使わずに月の満ち欠けなどに合わせた農法『ビオディナミ農法』を取り入れています。

【補足】

※東京ドームの敷地面積が約4.7ヘクタールです。

  • 原産国:フランス
  • 産地:ブルゴーニュ/ヴォーヌ・ロマネ村
  • 格付け:A.O.C.グラン・クリュ(特級)
  • 品種:ピノ・ノワール
  • 生産者:ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • ボディ:フルボディ
  • 容量:750ml
  • 平均価格:¥1,650,000

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は独断と偏見で選定させて頂いた世界の高級ワインおすすめランキングベスト10』を紹介致しました。

冒頭でも述べたように、やはり高級ワインの大半は『フランスワイン』なのではないでしょうか?

どれも中々簡単に手が出せるワインではありませんが、ヴィンテージによっては比較的安く手に入れられる物もあるかも知れません。

入手困難な事もあり、私も殆どが『若いヴィンテージ』の物しか味わった事がありません。

最高額の『ロマネ・コンティ』など、いつかは飲んでみたいものです!

JSA(社団法人日本ソムリエ協会)認定シニアソムリエNo1109。ワインコーディネーター、ワインライター
旧アカデミー・デュ・ヴァン東京校にてワインを学び、株式会社セブンシーズ・インターナショナル(旧レストラン・ロアラ・ブッシュ)でワイン業務に従事。後に九州へ帰郷、2005年にJSA(社団法人日本ソムリエ協会)認定シニアソムリエ資格を取得。現在は酒販会社のワインアドバイザー兼、飲食店様へのワインコーディネイト、ワイン関連サイト各種への執筆やワイナリーを訪問してのトラベルライターとしても活動中。