グルナッシュとは?おすすめワイン7本をご紹介【味わい・特徴・生産者など】
K.A.K.A.

漫画「神の雫」で第三の使徒として紹介されたグルナッシュから、気軽に試せるグルナッシュまで、おすすめの7本を厳選してご紹介します。

主に南フランスのワインに使用され、銘醸ワインも多数あるにも関わらず、過少評価を受けているように感じてしまう品種、それがグルナッシュ

他の品種とブレンドされてワインが造られることも多いため、その素性が理解され辛い点があります。

しかし、本来の素晴らしさが体現されているグルナッシュの赤ワインは、濃密なボリューム感を持ちながらも、ピノ・ノワールの持つような綺麗な酸も持ち合わせているのが特徴です。

グルナッシュ本来の素晴らしさを理解するために必要なワインは以下の通りです。是非押さえておきましょう。

「フランス南ローヌ地方のグルナッシュ」
「ローヌ以外のグルナッシュ」
「ローヌのグルナッシュ(入門編)」

これらの3つに分けておすすめワインをご紹介します

それぞれの生産者による味わいや特徴などを愉しんでみてください。

南ローヌのグルナッシュ主体のワイン

グルナッシュを語る上でコート・デュ・ローヌ地方南部は切っても切れない地域です。

「南ローヌ」と一括りに語られ、その細部は見過ごされてしまうことが多いですが、グルナッシュを理解する上で各生産地域の詳細を知ることは欠かせない要素です。

南ローヌの主要アペラシオンの主要な生産者を押さえておきましょう。

おすすめグルナッシュ1:シャトーヌフ・デュ・パプ ルージュ キュヴェ・ローレンス

漫画『神の雫』で第三の使徒として取り上げられたのが、ドメーヌ・ペゴーのシャトーヌフ・デュ・パプ キュヴェ・ダ・カポ。

その人気はワインマニアの間で垂涎の的となり、入手困難となると同時に、世界一高価なグルナッシュとして信じられないような価格に上がってしまいました。

キュヴェ・ダ・カポは超良年にしか作られませんが、それ以外のヴィンテージはキュヴェ・ローレンスとしてリリースされます。

最高のグルナッシュのエッセンスを味わえるキュヴェとして、いきなりその神髄を知ることになる一本です。

  • 原産国:フランス
  • 産地:コート・デュ・ローヌ
  • 格付け:AOCシャトーヌフ・デュ・パプ
  • 品種:グルナッシュ…80%、シラー…6%、ムールヴェードル…4%、その他…10%
  • タイプ:赤
  • 生産者:ドメーヌ・ペゴー
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • ボディ:フルボディ
  • 容量:750mL
  • 参考価格:11,664円

おすすめグルナッシュ2:ジゴンダス 2016 シャトー・ド・サン・コム

南ローヌ最高峰のグルナッシュがシャトーヌフ・デュ・パプであることに異論はありませんが、シャトーヌフを凌駕する品質のグルナッシュを産出し、ワイン愛好家の間で人気があるのがジゴンダス。

かつては「リトル・シャトーヌフ」などと形容されることもありましたが、日本においてはやはりこちらも『神の雫』に掲載されて以来、完全に市民権を得ております

ジゴンダス最高の作り手のサン・コムはコート・デュ・ローヌ広域のキュヴェの方が有名になってしまいましたが、フラッグシップはこちらのジゴンダス。

もし機会があれば、ぜひシャトーヌフ・デュ・パプと比べて試してみたいものです。

  • 原産国:フランス
  • 産地:コート・デュ・ローヌ
  • 格付け:AOCジゴンダス
  • 品種:グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー
  • タイプ:赤
  • 生産者:シャトー・ド・サン・コム
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • ボディ:フルボディ
  • 容量:750mL
  • 参考価格:5,700円

おすすめグルナッシュ3:ヴァケラス・ルージュ シャトー・デ・トゥール

シャトーヌフ・デュ・パプ最高の作り手であるラヤスのエマニュエル・レイノー氏が率いるのが、シャトー・デ・トゥール。

並級イメージの強かったヴァケラスを一躍銘醸ワインの域にまで押し上げ、日本におけるジゴンダス人気と肩を並べるように、欧米においてはヴァケラスの人気はすさまじいものがあります

  • 原産国:フランス
  • 産地:コート・デュ・ローヌ
  • 格付け:AOCヴァケラス
  • 品種:グルナッシュ92% ,シラー8%
  • タイプ:赤
  • 生産者:シャトー・デ・トゥール
  • 味わい:甘口☆☆☆☆★辛口
  • ボディ:フルボディ
  • 容量:750mL
  • 参考価格:14,904円

ローヌ地方以外のグルナッシュ

世界にはローヌのグルナッシュに追いつけ追い越せの勢いで、それぞれの土地でグルナッシュを用いたワインメイキングにチャレンジしている生産者が存在します。

それぞれの土地の個性が生きるグルナッシュの数々を、ぜひご堪能ください。

おすすめグルナッシュ4:”ジョエル・ゴット”アラカイ” グルナッシュ

ジョエル・ゴット

ジョエル・ゴット

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カベルネ・ソーヴィニヨンやジンファンデルなどで、力強い赤ワインを生み出すカリフォルニアの地においては、グルナッシュにおいても野性味あふれるスパイシーさを出すことに優れた生産者がいます。

ナパ・ヴァレーを訪れたことのある人なら誰もが訪れるカジュアルレストラン、Gott’s Roadside。ここで供されるコスパ抜群のキュヴェが日本にいながらも楽しむことが可能です。

  • 原産国:アメリカ
  • 産地:カリフォルニア
  • 格付け:なし
  • 品種:グルナッシュ100%
  • タイプ:赤
  • 生産者:ジョエル ゴット
  • 味わい:甘口☆☆☆★☆辛口
  • ボディ:ミディアム~フルボディ
  • 容量:750mL
  • 参考価格:2,648円

おすすめグルナッシュ5:ジェイコブス・クリーク グルナッシュ・シラーズ

オーストラリア最大手の生産者の一人で、日本国内においてもそのボトルを多く目にする機会の多いジェイコブズ・クリーク。

ローヌ系品種ではシラーズのイメージが強いオーストラリアですが、グルナッシュ主体のワインでも見事にその素性を体現しています。

価格もリーズナブルなので、グルナッシュを知るにはうってつけの一本です。

  • 原産国:オーストラリア
  • 産地:サウスイースタン
  • 格付け:なし
  • 品種:グルナッシュ、シラーズ
  • タイプ:赤
  • 生産者:ジェイコブズ・クリーク
  • 味わい:甘口☆☆★☆☆辛口
  • ボディ:ライト~ミディアムボディ
  • 容量:750mL
  • 参考価格:1,008円

ローヌのグルナッシュ入門編

最高峰のローヌ系品種や世界中のグルナッシュを飲めれば、グルナッシュを知るにあたってそれに越したことはありませんが、まずこの2つの生産者のグルナッシュを飲む事こそ、正しい入口であると言えます

「グルナッシュ」とラベルに書いてあるワインを見つけるのは難しいですが、「コート・デュ・ローヌ」と書いてあるワインを見つけるのはそう難しいことではありません。

おすすめグルナッシュ6:M.シャプティエ コート・デュ・ローヌ ルージュ ベルルーシュ

コート・デュ・ローヌ地方を代表する大手生産者ながらも、大量生産型ではなくテロワールを重視したワインメイキングで飲み手を魅了するシャプティエ。

コート・デュ・ローヌとは、グルナッシュとは、を知るにあたっての入門編として最適な1本と言えます。

  • 原産国:フランス
  • 産地:コート・デュ・ローヌ
  • 格付け:AOCコート・デュ・ローヌ
  • 品種:グルナッシュ、シラーズ
  • タイプ:赤
  • 生産者:M.シャプティエ
  • 味わい:甘口☆☆★☆☆辛口
  • ボディ:ミディアムボディ
  • 容量:750mL
  • 参考価格:1,431円

おすすめグルナッシュ7:ニコラ・ペラン コート・デュ・ローヌ・ルージュ

コート・デュ・ローヌ北部を代表するジャブレと、南部を代表するペランが手を合わせて作ったジョイントベンチャーがこちら。

ローヌの全てを網羅し、グルナッシュとシラーの入口を知るには最適な1本です。

  • 原産国:フランス
  • 産地:コート・デュ・ローヌ
  • 格付け:AOCコート・デュ・ローヌ
  • 品種:グルナッシュ、シラーズ
  • タイプ:赤
  • 生産者:ニコラ・ペラン
  • 味わい:甘口☆☆★☆☆辛口
  • ボディ:ミディアムボディ
  • 容量:750mL
  • 参考価格:1,560円

グルナッシュに相性の良い料理

グルナッシュには煮込み系の料理が非常によく合います

例えば、牛肉の赤ワイン煮込みやカスレ(ソーセージと白いんげん豆の煮込み)など

居酒屋でお馴染みの牛筋の煮込みやもつ煮などにも相性抜群。気取らずに飲みたいときにはぜひチョイスしたいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

グルナッシュは他の品種とのブレンドで造られることが多いため、その素性が分かりづらい品種ではありますが、その最上の産地であるフランス コート・デュ・ローヌ地方南部のワインを知ることが最適な方法です。

ローヌのエントリーレベルから入り、世界各地のグルナッシュも味わい、そして最終的にはローヌの各生産地域を味わうことで、あなたはグルナッシュ通となれることでしょう。

この機会に色々なグルナッシュを試してみてください。