サルディーニャのワインおすすめ5選【特徴や品種も解説】

外山ゆみ子

今回は、サルディーニャのワインの特徴や代表的な地区や品種を解説し、おすすめのサルディーニャワインを紹介したいと思います。

サルディーニャとは
サルディーニャワインの特徴
サルディーニャの代表的な品種
サルディーニャワインおすすめ5選
まとめ

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サルディーニャとは

サルディーニャはシチリア、ピエモンテに次いで3番目に大きいイタリアの州で、地中海にある島です。

地中海に浮かぶ島でありながら、あまり他の土地との通商や貿易に積極的でなく閉鎖的だったため、独自の文化が発展しました。たとえば、サルディーニャ語はイタリア語とはまったく異なる言語です。

海に囲まれていますが、サルディーニャ人は丘陵、山の民族で、魚より羊を好んで食べます。
サルディーニャの気候は、1年を通じて温暖で、冬が短い気候です。

サルディーニャワインの特徴

サルディーニャでは、赤ワインの生産比率が54%、白ワインが46%です。

サルディーニャはワインについても独自性を持っています、イタリアの他のワイン産地が国際品種を積極的に採用して近代化をはかるなか、サルディーニャは固有品種を大事にしてきました。

サルディーニャの代表的な品種

ヴェルメンティーノ

ヴェルメンティーノはイタリアではサルディーニャのほかに、リグーリア、トスカーナなどで栽培されています。サルディーニャで最も多く栽培される白ぶどう品種です。

ヴェルメンティーノは黄桃のような風味を持ち、かすかに苦味を感じさせる白ぶどう品種です。ヴェルメンティーノからは辛口の白ワインが造られます。

サルディーニャでは島の北東部のヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラが有名です。ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラからはかすかに塩気も感じられます。

魚介のフライ、イカ、タコ、エビを使ったトマトベースの料理と合わせるとおいしいです。

ヌラグス

ヌラグスはサルディーニャの土着の白ぶどう品種です。主にイタリア国内で消費され、あまり輸出されません。
ヌラグスには豊かな酸があり、フレッシュでフルーティな辛口ワインになります。
カルパッチョや魚介のマリネと相性が良いです。

カンノナウ

カンノナウはサルディーニャで最も多く栽培される黒ぶどう品種です。他の産地では「グルナッシュ」または「ガルナッチャ」と呼ばれています。

カンノナウは、果実味豊かでスパイシーな風味があります。

羊の煮込み料理や長期熟成チーズと合わせるとおいしいです。

カリニャーノ

カリニャーノはフランスで「カリニャン」と呼ばれる黒ぶどう品種です。
色調が濃く、酸とタンニンが豊かな品種です。通常は他の品種とブレンドされ、ワインにカシスや甘いスパイスのような華やかな風味を与えます。

サルディーニャワインおすすめ5選

以下に5,000円台までで購入できるサルディーニャワインをご紹介します。

セッラ・モスカモンテオーロヴェルメンティーノガッルーラスペリオーレ

セッラ&モスカモンテオーロヴェルメンティーノガッルーラ・スペリオーレ

2,057円(11/22 18:58時点)

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セッラ・モスカは、重い赤ワインが中心だったサルディーニャワインにさわやかなテイストのワインを加えました。サルディーニャワインに新しい可能性を開いた生産者です。
このワインは、ぶどうを収穫後、新鮮なうちにプレスしているため、ピュアな果実味と華やかな香りを味わえます。また香ばしいアーモンドのニュアンスも感じられます。

生産者のおすすめは、このワインをマグロと一緒に楽しむことだそうです。